山政が佃煮の製造を開始してから、90数年経ちます。
90数年といえば、社員がほぼ三世代入れ替わった計算になりますね。
当然、佃煮の製法は、変わらずに受け継がれてきたもの、途中で変革・改良されたもの、新しく編み出されたものなどが混在しております。
その中で変わらずに継承されてきた技に「釜かえし」があります。
「釜かえし」については、山政のHPの
佃煮のところをご覧いただければご理解いただけると思います。
さて、この「釜かえし」の写真のことで、社内で話題になったことがあります。
それは、釜かえしをやっているときの服装です。
山政のイメージ用の画像では、ねじり鉢巻きにサラシを巻いてハッピを来た格好でT部長がキリッと表情でビシッと「釜かえし」をやっています。
コレですね。→
(註1:ちなみに、山政では、二人のT部長がおります。管理人に「スキーネタを載せろっ」と脅したT部長と、こちらのT部長は別人です。)
(註2:このT部長、佃煮を作らせたら当然のこと、天下一品の腕前。そして家族思いでとてもやさしい一面もお持ちです。・・・ただし管理人だけに対しては、口は悪いけど。(⌒ー⌒) )
もちろん、実際にはこんな格好で佃煮製造に従事しているワケはありません。
マスクに前掛け、手袋、白衣、フード、長靴・・・といった衛生に極力配慮した作業装で一所懸命に佃煮製造に邁進しております。
この格好です。→
この佃煮製造現場に入るのが、また大変です。
まず、石鹸で手洗いを2回やり、白衣、長靴、マスク、フード、手袋を着け、圧縮空気で体中を吹いて、さらにコロコロローラーをくまなく転がしまくり、やっと入室を許されます。
やはり、大切なお客様のお口に入るものを作る現場ですから、当然と言えば当然のことですけど。(・_・)
こうして、山政の美味しい佃煮や炊き上げが日々製造されてゆくわけなんですね。
ということで、
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