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山政の炭火焼かつおたたき、旨さの秘密
1月18日の弊ブログにて、山政の炭火焼かつおたたきの原料鰹がすべて一本釣り漁で獲れたモノであるというお話をいたしまして、つまり、そういうコトだから新鮮なんですよ~という結論にムリヤリに持っていったワケでございます。
で、それに引き続いて、本日は、その新鮮な鰹を如何にして美味しいかつおたたきに仕上げるのか?
をお話申し上げたいと存じます。

一本釣りで釣り上げられて甲板を跳ね回っている鰹は漁船の凍結槽に放り込まれてあっという間に凍結されてしまいます。その鰹はやがて焼津港に水揚げされ、山政の仕入れ担当者が買い付けるワケでございます。
鰹は加工され、胴体の部分を切り取られてかつおたたきの原型である節(ふし)になります。
この節を焼いたモノがかつおたたきになるワケです。

低温冷凍庫から当日に出荷するご注文分であるかつおの節を取り出し、炭火焼ラインの手前に設置された水槽に短時間浸けて半解凍状態にします。その後にベルトコンベアに載せて炭火焼ラインの中にくぐらせるのでございます。





炭火焼ラインは全長6m。その中には炭火の炎がゴウゴウと燃えさかっております。
一般的に、「炭火」というと、七輪の中に熾火みたいに赤くなった炭火が遠赤外線を発してウナギや焼き鳥を焼いているような光景を思い描きがちですが、山政のかつおを焼く炭火は、全然違っておりまして、とにかく炎の勢いが天を焦がすような様相で燃え上がります。その大きく燃え上がる炎の中をかつおの節が通って行くのでございます。
かつおの節を焼く時には、ただ漫然として準備しているワケではありません。炎の立ち具合とベルトコンベアのスピードによっても焼き具合がまったく違ったモノになってしまうからでございます。
細心の注意を払って焼いたかつおの節は、表面がこんがりと炭火の炎で炙られて非常に良い香りがします。ただし、焼けているのは表面だけで、中身は美味しいお刺身状態。

焼き上がったかつおたたきは、フィルム袋に入れられ真空包装されます。そして氷と水を入れた袋の中に入れられ、出荷されると言うワケです。
0度に近い氷水で冷やされ続けたかつおたたきは、時間が経って熟成が進んでさらに美味しくなると言う設定。
つまり、山政自慢の氷水輸送によってとっても美味しい状態になってお客様のところにお届けされると言うコトになりますね。



この炭火焼かつおたたきを食べると、外はカリッと炭火の香りで香ばしく、中身は芳醇なお刺身。しかも全然生臭みがございません。

鰹が苦手な方にも、ぜひ一度食べていただきたいのが山政の炭火焼かつおたたきなのでございます。

本日お奨めの一品は、当然、



コチラ → 炭火焼かつおたたき

| http://www.yamamasa.co.jp/article/index.php?e=2572 | 09:04 AM | comments (x) |

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