山政のけずり節製品の中で、ご家庭の普段使い用として愛されているけずり節は数々あれど、
その中でも異彩を放っているのが、粉けずり でございます。
と言うのも、特徴的なのはその形状。
鰹節を削ったモノと言うのは、一般的にはヒラヒラとした薄くて小さな紙切れみたいなイメージがございますが、
粉けずりは、その名の通り紛れもなく、粉状のカタチを有しております。
この粉けずりは、意外に?(メーカの人間が意外などと申し上げては大変失礼ですが・・・)ちょくちょくと購入されるお客様が多く、しかも一度に買われるその数が半端ではなく、たとえば5袋とか10袋とかまとめて購入されるケースがほとんどでございます。
斯様な現象に対して、
「粉けずり」をこんなに一度にまとめ買いされて、いったい如何なるお料理や用途に使用されるのだろう?」
と不謹慎な山政通販スタッフたちはちょっと疑問に思うコトもしばしば。
コレもメーカの人間が申し上げたら不謹慎でお客様からは
「おまえらが考えて情報を大々的に拡散してお客に教えるべきだろう?」
等と詰られそうですが、
粉けずりをいったいどんなお料理に使っているのか?が山政スタッフたちから見れば興味津々と言ったところ。
もう数年ほど前のコトでございますが、某公共放送の番組で、粉状に削った鰹節をそのままドバッとお味噌汁の中に豪快に放り込むと、すごく良いダシが出て美味しさアップと言うような生活の知恵と言いますか、お料理をホンのちょっと工夫で美味しくするようなそんな知恵が紹介されたコトがございます。
その放送後、山政の粉けずりがもの凄い勢いで売れ始めて、一気に在庫が無くなってしまい、ご迷惑をおかけした記憶がございます。
いやはやマスコミの威力はいまだ健在と言ったところでしょうか?
ちなみにその当時、山政でも従業員食堂にお味噌汁の鍋があったので味噌汁をお椀についだあとに粉けずりを入れて飲んでいました。
確かに、旨味が出て美味しくなったコトは覚えておりますね。
本日、オススメの一品は、当然、
コチラ →
粉けずり